2023 清水東全体合宿


昨年に引き続き、今年も12月16日(土)、17日(日)にJr.ユースの中学生と高校生が合同で合宿を行いました。

【1日目】トレーニング

僕はこの合宿で高校生と生活することで心身ともにとても成長することができました。一日目のトレーニングは高校生と同じメニューで行いました。フィジカルトレーニングでは高校生と同じペースで走り、とてもきつかったです。しかし、同じグループの高校生が、「ナイスナイス」「あと一本頑張ろう」など励ましの言葉をたくさんかけてくれたので、力が出てついていくことができました。その他のトレーニングでも積極的に声をかけてくれたのでとても馴染みやすく安心してトレーニングをすることができました。宿舎でもいつも僕たちのことを気にかけてくれました。また、トレーニングから帰ってきたあとすぐに勉強する姿や23時近くまで集中して勉強する姿がとてもすごいなと思いました。その姿を見て自分の勉強に対する意識をもっと変えていきたいなと思いました。この合宿では高校生のトレーニングレベルの高さを実感することができました。このレベルを普段の練習から自分達で作りだし、もっと上手くなれるようにしたいです。また自分達は来年2年生になり後輩ができます。今回高校生が接してくれたような接し方で接してあげたいです。貴重な体験をありがとうございました。

Jr.ユース1年 室田琥央

中学生との合同合宿は初めてであったため、自分たちがお手本となれたり、お互いが意見を伝え合えるようになったりすることができるのか心配な面がありましたが、サッカーを通じて一人一人が真剣に取り組むことで些細なことでもお手本となれたと思います。意見をそれぞれ言い合えることは自分たち同士でも少し難しいところがあるのでできたとは言えませんが、積極的に話しかけて高校生と中学生の分け隔てが少しずつなくなって言った気がするので、良い成果を得ることができたと思います。また、私たちにとってはもう一度自分たちを見つめ直すことができた良い1日だったと感じます。清水東らしさとは何かということや人として物事をどのように考えるべきなのかを改めて考えられました。自分がするべきことやチームのためになることを自らが行動しようとすることは自分自身のプレーにも繋がると思うし、それを全うすることができて、清水東の伝統を受け継ぐことができると思うので、また新たな高みを目指すためにも、考え方を変える必要があると感じました。

1年(高校)  大瀧優翔

【1日目】ミーティング「清水東らしさとは」

高校生とのミーティングで「清水東らしさ」についてディスカッションしました。この議題は答えがなく、「清水東らしさ」について問われた動画内の内田篤人さんもとても悩んでいました。僕たちのグループでは「冷静さ」という意見が出ました。サッカーだけでなく生活面でもそうだったり、時にはこれが悪い方に出てしまうこともある、と高校生は言っていました。僕たち中学生は頷いて聞いていましたが、こうやって自分たちを常に客観的にみて分析できることが冷静さに繋がっているんだろうと思いました。僕はノートにまとめる係を担当しました。話し合いに参加しながらノートにまとめる僕を気づかい、高校生はとても優しく、ゆっくりと聞き取りやすいように話してくれました。他にも僕の意見に対して必ず反応をしてくれたのでとても話しやすかったです。そんな風に、落ち着いて周りを見れる余裕があるのも冷静さなんだと思いました。難しい議題でしたが、このミーティングを通して高校生とたくさんコミュニケーションを取れたことは合同合宿ならではで、とても楽しい時間でした。高校生をお手本に、残りの一年「清水東らしさ」を目一杯吸収したいと思います。

Jr.ユース2年 早川塁

僕が今回の合宿で「清水東らしさ」について感じたことは、まだまだ口だけで行動が伴っていないということでした。たしかに、「清水東らしさ」を語るディベートのときは、当たり前のことを当たり前にできること、応援されるチームになるということ、真面目であることなどが挙げられていました。しかし、実際、当たり前のことを確実に出来ているかと言われるとそれを断言することはできないと感じました。口では、「こんなところがらしさで」、「こんな良さがあって」、ということはできても、それを体現できているわけではなく、自分たちの体に「清水東らしさ」が身についていないのだと思いました。中学生がディベートの中で「清水東らしさ」を語ろうとすることにはっきりした考えが思い浮かんでいない様子が見受けられたのは、手本となる高校生の立ち振舞にその「清水東らしさ」が表れていなかったからであると思いました。この合宿は、そんな気づきを得ることができる、とても良い機会であったと思います。監督やコーチが話されるように、「清水東らしさ」を伝えていくためには、口先だけの無責任な発言ではなく、しっかりとした行動の伴った重みのある発言が大切なのだということを理解しました。

2年(高校)  松崎春斗

【2日目】紅白戦&ミニゲーム大会

2日目のミニゲームをやって意識できたことは、1年前の合宿と比べて声を出して積極的に意見を出したり、プレー面でも自分たちより体が強く上手な高校生より1歩速く走り出したりすることができました。また、自分の強みを生かすために、ボールが来る前に相手を見て、落ち着いて対応することで、高校生に少しでも向かっていくことが出来ました。高校生を見ていると、大きい声で施設の従業員の方々へ挨拶をしていたり、自分たちへの気配りをしてくれたり、また、部屋のバッグの整理整頓がとても綺麗にできていると感じました。プレーだけでなく、こういった私生活の部分のお手本となることも見習っていきたいと思いました。もっと周りを見て、気配りができるようにしたいです。
僕は、1日目の夜からの参加でしたが、夜のミーティングも気が引き締まる思いになりました。今回の合宿で学んだことを、これからのプレーや生活に活かし、キャプテンとしても良いチームになるようみんなをまとめていきたいです。

Jr.ユース2年 宮川創宇

2日目は中学生と高校生の混合チーム同士で紅白戦とミニゲームを行いました。1日目に行った、走り、シュート、ディフェンス、ビルドアップのトレーニングで学んだことを生かしてプレーしました。勝負にこだわりつつも楽しさを忘れることなく、明るい雰囲気でプレーすることができました。各チーム内で作戦会議や声を掛け合っている姿も見受けられました。中学生にアドバイスをする高校生、高校生に要求する中学生、お互いが向上心を持って取り組むことができました。中学生と高校生とでは体格差があると思えましたが、持っている技術や判断の速さを活かして高校生に負けじとプレーしていました。僕も身体が大きくないので、このようなプレーをみてサッカーは身長が関係ないんだということを改めて実感することができました。今回の合同合宿を通して、中学生は高校生のプレーや立ち振る舞いを知ることができ、今後清水東高校を目指していくうえでのヒントになったのではないでしょうか。高校生にとっては、これから新たに入学してくる中学生への関わり方の参考になったと思います。これからも伝統ある清水東高校をつくっていくために学年を超えた繋がりを大切にしていかなければいけないと感じました。

1年(高校) 須藤大介