新人戦　vs富士市立高校

2024.02.01

今回の富士市立戦は0-2で負けてしまいました。昨年のインターハイでは勝った相手であり、お互いにプレースタイルが分かっている中での試合でした。

自分たちはこの試合でボールを多く保持してくる相手に対し、まずは守備から固めていきたいと考えていました。普段の練習でのボールを奪うタイミングや寄せでは奪う事ができず、相手に余裕を持って試合を進められてしまいました。奪いに行く人やタイミングが定まっておらず、味方同士での声掛けをしないまま、守備を続けてしまい、その流れで失点してしまいました。ですがこの失点を含めこの試合の2失点は崩された訳ではなく、どちらもシュートのこぼれ球を相手に先に触られたものです。

この試合では多くの課題が浮き彫りになりました。特に球際・こぼれ球に対する弱さ、声掛けの少なさ、決定力不足などです。この試合ではほとんどの球際、こぼれ球を相手に拾われ、うまく行かない時声をかける事ができませんでした。決定機は相手と同じくらいかそれ以上にありましたが、決め切る事ができませんでした。

この試合が新チームとなって初めてプリンス勢との試合となりました。この試合で、全国に行くにはこれ以上の相手に勝たなければいけないという共通の基準・認識を全員が持てるようになったと思います。今挙げた課題は練習でしか克服できないと思います。練習から常に今回の試合以上の強度でボールを奪いに行ったり、うまく行かないプレーがあった時にしっかり声を掛け合い上手くいくよう改善する事、そして決定力を上げるために一本一本のシュートにこだわりたいと思います。FWの動きに連動しアクションを多くの選手が起こしてチャンスをつくれた場面など、良い点、通用した点もありました。うまくできた事は継続し、課題として出た点は長所へ変えれるよう頑張っていきたいと思います。最後は戦術どうこうでなく気持ちです。気持ちを練習から全面に出し、勝てるチームになれるよう努力していきます。

1年　白川翔